読書
お題「我が家の本棚」 浅田次郎さんが、またとんでもないお話をプレゼントしてくださいました。 「母の待つ里」という物語です。 母の待つ里 (新潮文庫) [ 浅田 次郎 ] 価格:825円(2024/9/27 18:48時点)感想(1件) 浅田次郎さんの本は、シェエラザードや蒼…
今週のお題「好きな小説」 好きな小説の一つに、アンドレ・ジッドの「狭き門」があります。 狭き門 (新潮文庫 シー2-3 新潮文庫) [ アンドレ・ジッド ] 価格:693円(2024/9/13 09:15時点)感想(3件) 本書は、永遠に語り継がれるべきラブストーリーです。これ…
今週のお題「好きな小説」 重度の活字中毒者で、好きな小説を上げようとしたら、あっという間に百冊を越えようとしたので止めました。 好きな小説語りはしたいので、それはおいおいするとして、今回は最近特に胸に刺さった紅玉いづきさんの小説をご紹介させ…
今週のお題「名作」 この5月4日に唐十郎さんが逝ってしまわれました。 演劇や戯曲には、とんでもなくこちらの内部をえぐってくるものがあります。 うろ覚えですが、『少女仮面』の 「人生が夢で 舞台だけが華ならば 私はどこで死ねばいいの?」 というセリフ…
はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」 親に与えられた本読みにハマり、子どもの時から得ばかりしている。 小学校に居る時分学校の図書館に入り浸って、小学校にいる間に図書館の本をすべて読んでしまおうと考えていた。なぜそんな無闇をし…
お題「我が家の本棚」 リチャード・ブローティガンの「西瓜糖の日々」を読みました。 読み始めて、すぐに「しまった」と思いました。 これはあれです、読むときの年齢が感じるおもしろさに大きく影響してしまうタイプの本です。 とても美しくて、でもその後…
今週のお題「雨の日の過ごし方」 雨が降るのは嫌いではありません。出かけなければならない時は多少おっくうにもなりますが、傘をさして歩くのも情緒があっていいものです。 出かけなくてよいときは、家の中から降り続く雨を眺めて物思いに耽ったりするのも…
お題「我が家の本棚」 お題「断捨離」 家の片付けを進めていると、片付けても片付けてもあふれ出てくる本の山にうんざりさせられます。 3千冊くらいは処分したのですが、まだ1万5千冊くらい残っています。 古い本は染みが出たり、糊が劣化してバラバラになり…
今週のお題「もう一度見たいドラマ」 昔はドラマを見ることがありました。 ドラマって、見始めると先が気になってしまって、どうしても全話見ないと気が済まなくなります。 それが本をたくさん読んだり、映画を山ほど見ているうちに、ドラマの中にもつまらな…
お題「ゆっくり見たい映画」 お題「我が家の本棚」 酒見賢一さんの「後宮小説」はとてもおもしろい小説なのですが、それをアニメ化した「雲のように風のように」のブルーレイディスクが来年1月に発売されます。 「雲のように風のように」Blu-rayが2021年1月2…
お題「我が家の本棚」 つげ義春さんのエッセイなどでお名前は知っていたのですが、今回初めて読むことになった深沢七郎さんの「みちのくの人形たち」をご紹介します。 深沢七郎さんの作品では、映画にもなった「楢山節考」が知られていると思いますが、こち…
お題「我が家の本棚」 お題「断捨離」 お題「捨てられないもの」 私は本が捨てられない呪いにかかっています。 うちには現在、1万冊以上の本があります。 いつまでもこれを抱えているわけにもいかないので、これまでとは違った方法論でこの呪いを解かなけれ…
お題「我が家の本棚」 ずいぶん長いこと積んでおいた、宮部みゆきさんの「この世の春」を読了したのでご紹介します。 宮部みゆきさんのお話は、「模倣犯」のように読むのがつらいものもあるので、なかなか手が出なかったのですが、覚悟を決めて読み始めまし…
お題「我が家の本棚」 夜が長くなり、人恋しくなる10月は読書に最適な季節です。 こんな10月にぴったりの、レイ・ブラッドベリの「10月はたそがれの国」をご紹介します。 ブラッドベリは2012年に91歳で亡くなるまで、数々の幻想的な作品を遺してくれました。…
お題「ささやかな幸せ」 お題「わたしの宝物」 「これまでに読んだ本で、人生に影響したくらいの本って、どんなのがある?」 「忘れられない映画っていえば?」 うちでは、夫婦でいろいろなテーマを出して話をすることがあります。 お互いのいろいろな物事に…
お題「我が家の本棚」 今回ご紹介するのは、続きが楽しみな一冊の、重野なおきさんの「信長の忍び」17巻です。 今回のお話の目玉は、鉄甲船と荒木村重の謀反です。 鉄甲船は、この時代によく考えて実現したなというところがすごいです。 攻撃する側にとって…
お題「我が家の本棚」 かなり前に発行された本なのですが、ネットでいろいろ見ている時に見つけて、内容を知りたくなって買った坂口恭平さんの「独立国家のつくりかた」をご紹介します。 坂口恭平さんは、路上生活者の家を集めた「0円ハウス」でも知られてい…
お題「我が家の本棚」 お題「好きなシリーズもの」 きょうご紹介するのは、気どらないフランス料理店のビストロ・バ・マルで起こる、事件ともいえない日常の不思議なできごとを解釈して見せる近藤史恵さんの書くシリーズの第三弾「マカロンはマカロン」です…
お題「我が家の本棚」 今回ご紹介するのは、恒川光太郎さんの「スタープレイヤー」「ヘブンメイカー」です。二つ並べているのは、同じ世界のお話だからです。 恒川光太郎さんの「夜市」は、子どものころに行った祭りの夜に感じた、この連なる灯りの向こうに…
お題「我が家の本棚」 かなり古い作品ですが、澁澤龍彦さんの「高丘親王航海記」をご紹介します。 なぜ今、この本を読んだかというと、この作品を原作にしたマンガを近藤ようこさんが描いており、今月出版されるのですが、紹介されている数ページを見たらと…
今週のお題「読書感想文」 きょうは過ごしやすかった~ ずっと曇り気味で、午後からは激しい雷雨もあって、普通に生きていられるレベルでした。 読書感想文は小学校、中学校クラスの勉強の中では、特にがんばって取り組んだ方がいい課題の一つです。 読書感…
今週のお題「読書感想文」 今、とても真剣に読んでいて、熱中しているお話があります。 まだ未完なのですが、先が気になって仕方ない作品です。 物語は、主人公がまだ乳幼児のころの断片的な記憶から始まります。 とても狭い、暗い階段をのぼっていくところ…
今週のお題「読書感想文」 読書感想文は、小学校・中学校で子どもたちの頭を悩ませる課題のトップ3に入るのではないでしょうか。 私は昔から本を読むのが好きだったので、あまり苦労した記憶はありません。時々、理解力の少ない教師に通じなくて否定されるこ…
今週のお題「怖い話」 お題「我が家の本棚」 今回は怖いお話ということで、リアルとフィクションのあわいにあるお話をご紹介します。 加門七海さんの「怪談徒然草」、 COCOさん、日高トモキチさん、玉川数さんの「里山奇談」シリーズ、 柳田国男さんの「遠野…
ナチュラルに子供の頃から文字があると読んでしまう人はお菓子のパッケージの成分表から細かい説明文まで全部読んでしまうから「文字は勉強の為に頑張って読むもの」みたいな感覚の人とは脳内の情報量が最初から全く違ってたりするんで、勉強でしか文字読ま…
お題「我が家の本棚」 何だかSF業界がざわざわしているので、震源であるシオドラ・ゴスさんの「メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち」を買ってみました。 読んでみたら評判を聞いて思っていた以上に面白いお話でした。 タイトルの通り、主人公…
.今週のお題「2020年上半期」 2020年上半期に買って読んだ本の中で、印象に残ったものを10個挙げてみます。 夜行 マーダーボット・ダイアリー 上、下 後宮の烏 4 クララ殺し 太楼写真集 ロードムービー 八画文化会館vol.8 特集:商店街ノスタルジア 呉漢(上…
お題「わたしの宝物」 お題「我が家の本棚」 きょうは昨日と打って変わってとても暑くなりました。 陽射しが入ってくると、エアコンを効かせていても汗がにじんできます。そろそろ本格的な夏になるのでしょうか。 私にとっての宝物は何でしょうか。 好きだっ…
お題「我が家の本棚」 きょうは極限人間で、普通の人が接触するととても危険な高村友也さんの「自作の小屋で暮らそう」をご紹介します。 この世の中に変わり者と言われる人はたくさんいますが、この本の著者の高村友也さんは間違いなくトップクラスの変わり…
お題「我が家の本棚」 お題「好きなシリーズもの」 きょうは里山奇談のシリーズ2冊目の、「里山奇談 めぐりゆく物語」をご紹介します。 書いている方は前作と同じく、cocoさん、日高トモキチさんと玉川数さんです。 里山奇談 めぐりゆく物語 前回同様、特に…