今週のお題「読書感想文」
きょうは過ごしやすかった~
ずっと曇り気味で、午後からは激しい雷雨もあって、普通に生きていられるレベルでした。
読書感想文は小学校、中学校クラスの勉強の中では、特にがんばって取り組んだ方がいい課題の一つです。
読書感想文では、普通に生活しているとなかなか身につかない能力を学ぶことができるからです。
作文が得意でも、読書感想文が苦手という人は意外に多いです。
同じ文章を書く課題なのに、この傾向は明らかにあります。
作文と読書感想文の違い
作文と読書感想文では、何が違うのでしょうか。
それは求められる能力の違いです。
作文は、自分が考えていることを他人に伝える能力が求められます。
読書感想文では、他人が伝えたい内容を解釈し、それについて自分が考えたことをまた別の他人に伝える能力が必要になります。
自分だけで完結する作文に比べて、他人の伝えたい内容や意図を理解し、それについて自分が考えたことを伝えるという要素が加わります。
難易度が格段に高いのがご理解いただけると思います。
読書感想文でつく力
他人の伝えたい内容を理解し、それを第三者にわかりやすく伝えるという、読書感想文で養うことの出来る能力は、正しく身につければ一生有効に使えます。
会社に入って組織の中で働く場合でも、自営業やフリーランスで働く場合でも、つけておけば必ず役に立ちます。
新しい商品の魅力を伝える場合や、あるサービスを利用することで得られるメリットをわかってもらう場合など、誰かの作ったものを別の人に使ってもらうきっかけになるプレゼンは、ほぼこの能力によって説得力や受け入れやすさを強化できます。
子どものうちなら、その能力を無料で向上させる機会が与えられているわけです。
読書感想文は真面目に取り組みましょう。
実際は子ども限定ではありません。ブログなどで文章を書くことも同じです。
読んで面白かった本や、ほかの人にも読んでもらいたい本、いや、本でなくてもYouTubeの動画などでもかまいません。
おもしろかったインプットを第三者に伝える訓練をやっていきましょう。