JP Road mirage - Sumomo Toxin / すもも毒素

現在波乱の真っ只中です。そんな中で実際にしたこと、感じたことを書いていきます。これが誰かの助けになればうれしいです。

マンガ

少女マンガが白く見えるのは、ゾーンを表現しているから

ツイッターでマンガの作画法についてのとても深い解釈を見つけました。 少女漫画はあなたしか見えない状態のときは背景は白くていいんだ。見えてないんだから。逆に背景入ってるときは主人公は正気だ。— サノマリナ|元編集者の漫画描き (@Marina_fumetti) 2…

お話の続きを聞かせて 「詩歌川百景」吉田秋生と「君に届け番外編 運命の人」椎名軽穂

ノーマークで、発売されて初めて知った吉田秋生さんの「詩歌川百景」と、同じようなシリーズものの番外編である椎名軽穂さんの「君に届け番外編 運命の人」を併せてご紹介します。 「詩歌川百景」吉田秋生 このお話は、泣けるような眩しさでお話の終わった「…

人はたいていのことは乗り越えられる 「水は海に向かって流れる」 田島列島

お題「我が家の本棚」 ツイッターでいろいろな人がおもしろいと評価していたので読んでみたかった田島列島さんの「水は海に向かって流れる」 がようやく手に入ったので、ご紹介します。 不倫の結果、壊れた家庭と壊した家庭の子供同士が出会います。 その二…

アダルト枠だけど、アダルト以外の要素がおもしろい 「はぐれアイドル地獄変」11巻 高遠るい

お題「我が家の本棚」 ちょっとご紹介していいのかどうかわからない気分になっているんですが、高遠るいさんの「はぐれアイドル地獄変」11巻をご紹介します。 紹介しようと思ったら、Kindleでこれまで出ている巻の何巻かが「警告 アダルト商品」になってしま…

明朗健全仕事人  「絶対可憐チルドレン」59巻 椎名高志

お題「我が家の本棚」 とてもまじめに週刊連載をこなしているおかげで、椎名高志さんの「絶対可憐チルドレン」は単行本の出る間隔が早くてうれしい限りです。 59巻では、○○が××して、△△と一緒に逃げて、それを取り戻そうと奮闘します。ネタバレが怖いので伏…

過激そうで純真な乙女ども 「荒ぶる季節の乙女どもよ」原作;岡田磨里、漫画;絵本奈央

お題「我が家の本棚」 6巻まで買っていて、続編が出ないなあと思っていたら1年前に最終巻の8巻が出ていた岡田磨里さんと絵本奈央さんの「荒ぶる季節の乙女どもよ」をご紹介します。今月ようやく7巻と8巻を購入しました。 いささか時期遅れの感もありますが、…

夫婦でするちょっと危ない交流の時間

お題「ささやかな幸せ」 お題「わたしの宝物」 「これまでに読んだ本で、人生に影響したくらいの本って、どんなのがある?」 「忘れられない映画っていえば?」 うちでは、夫婦でいろいろなテーマを出して話をすることがあります。 お互いのいろいろな物事に…

相変わらず飄々として達者でバカ 「拝む女」高橋葉介

お題「我が家の本棚」 見つけて勇んで飛びついた高橋葉介さんの「拝む女」をご紹介します。 高橋葉介さんの描くお話はとても好きです。 たとえ、この本の収録作の3分の2が「ヘビ女始めました」の再録だとしても、11編も新しいお話が読めるのですから恩の字で…

表と裏がくるくる入れ替わる 「リリースレッド 怪異の起こる街」誰でもない

今週のお題「好きなおやつ」 お題「我が家の本棚」 好きなおやつと聞いて、頭の中に浮かんだのが吉野家の牛丼でした。 時々、無性に食べたくなってしまうのです。奥さんにはかなり強い否定をいただいています。 ネットで見つけてフォローしていた誰でもない…

超絶多幸黙示録! 「金剛寺さんは面倒臭い」とよ田みのる

お題「我が家の本棚」 ついに最終巻となってしまった、とよ田みのるさんの「金剛寺さんは面倒臭い」は最後までとんでもない作品でした。 正論を正論として押し進めた場合に、どこまで行ってしまうのか。 いろいろ考えるとネガティブな考えになりがちですが、…

プライドは高ければ高いほど幸せになれる 「不条理なあたし達」竹宮ジン

今週のお題「読書感想文」 お題「我が家の本棚」 暑くて寝苦しい夏の夜に読むのにぴったりな、竹宮ジンさんの「不条理なあたし達」をご紹介します。 百合系のお話なので、苦手な人もいるかもしれませんが、生々しいシーンがほとんどないのでそれほど違和感を…

水平線のかなたには無限の夢がある 「ダンピアのおいしい冒険」トマトスープ

お題「我が家の本棚」 きょうは午前中にかなり激しい雨が降ったので涼しくなるかと思ったのですが、午後になると陽が照ってきて、夜の10時を過ぎてもまだ33℃くらいの気温です。うまくいかないものです。 ソーラーシステムは時々120Wくらいの発電をしてくれて…

現実が足元で崩れていく 「九龍ジェネリックロマンス」眉月じゅん

お題「我が家の本棚」 今回は眉月じゅんさんの「九龍ジェネリックロマンス」をご紹介します。 眉月じゅんさんは前作の「恋は雨上がりのように」も読んでいて、生々しいリアリティを持ちながら、雨上がりのように爽やかな読後感を感じさせてくれました。 けっ…

雪女と悪相の男に幸あれ 「虚構推理」13巻 城平京、片瀬茶柴

お題「我が家の本棚」 とても楽しみにしていた城平京さん原作、片瀬茶柴さん作画の「虚構推理」13巻が手に入りました。 前巻で引きで終わった雪女の話がとても気になっていたのです。 とてもきれいに、論理的にまとめてくれたので、満足しました。 自分を信…

肉食女性の酒池肉林 「永世乙女の戦い方」くずしろ

お題「我が家の本棚」 日中、どこに行ってもまんべんなく暑くて、身体に熱気がまとわりつく今日は、夜10時を過ぎてもトイレの温度計が33℃で、とても夏です。 そんな気力をそがれる日にご紹介したいのが、心を不安定にしてくれるくずしろさんの「永世乙女の戦…

残念だが出ないよな… エッ!? 「西遊妖猿伝 西域編 火焔山の章1」諸星大二郎

お題「我が家の本棚」 お題「これ買いました」 まさか出ないだろうと思っていた西遊妖猿伝の新刊が出てしまいました。諸星大二郎さんの「西遊妖猿伝 西域編 火焔山の章1」です。 西遊妖猿伝の大唐篇が始まったのが1984年、紆余曲折があって出版社が3回変わ…

2020年上半期に読んだマンガ TOP10

今週のお題「2020年上半期」 暑いです。蒸してます。歩いているだけでバッタリと死にそうです。 梅雨が明けて本格的な夏が来ると、今年も40℃越えの日々が来るのでしょうか。夏休みの短くなった学生さんたち、くれぐれも死なない程度にお過ごしください。 そ…

「声がだせない少女は『彼女が優しすぎる』と思っている」矢村いち

お題「我が家の本棚」 きょうは矢村いちさんの「声がだせない少女は『彼女が優しすぎる』と思っている」を紹介します。 絵を見るかぎりではそれほど惹かれなかったのですが、お話を少し読んでどうしても買ってみたくなりました。 声の出なくなった主人公の真…

神話のような時代は、かつて誰にでもありましたよ 「児玉まりあ文学集成」三島芳治

お題「我が家の本棚」 きょうは出会えてよかったマンガの一冊である、三島芳治さんの「児玉まりあ文学集成」を紹介します。 このお話は、文学部部長の児玉まりあさんと、入部希望者の笛田くんのほぼ二人だけの舞台でお話は進みます。 文学部には、部長の児玉…

アラサー乙女はとても魅力的 「怪異と乙女と神隠し」ぬじま

お題「我が家の本棚」 ツイッターやネットをうろついている間に見かけて、おもしろそうだと思って手に入れたのが、ぬじまさんの「怪異と乙女と神隠し」です。 登場人物はヒロインの30歳目前の書店員の董子(すみれこ)さんと化野 蓮(あだしの れん)くん、…

あっけらかんと咲く百合の花 「出会い系サイトで妹と出会う話」もちオーレ

お題「我が家の本棚」 今回はWeb系マンガ家のもちオーレさんの「出会い系サイトで妹と出会う話」です。 読む前は、会ってはいけない二人が出会い系で出会って恥ずかしい思いをするコメディかなと思ったら、しっかり会ってそのまま受け入れてしまう百合ものの…

つらいけど最後まで読み切ろう 「僕だけがいない街」三部けい

お題「我が家の本棚」 今更ですが、三部けいさんの「僕だけがいない街」をご紹介します。 初めにアニメを見たのですが、マンガは読む気になりませんでした。 アニメはとても面白かったのですが、見るのがかなりつらい話だったので、ダウナーになるのが目に見…

柔らかくて、少し切ない朝ごはん 「ワンナイト・モーニング」奥山ケニチ

お題「我が家の本棚」 ツイッターで見かけて読んでみた奥山ケニチさんの「ワンナイト・モーニング」は、評判通りとても面白く読めました。 絵がとても垢ぬけていないのですが、それが妙にリアルな雰囲気を醸し出していて、 出てくる登場人物が本当にいそうに…

やさしさの爆弾 「絶対可憐チルドレン」椎名高志

お題「我が家の本棚」 いつの間にやら58巻まで来てしまった椎名高志さんの「絶対可憐チルドレン」です。 小学生編から始まったこの連載も、今ではチルドレンも高校生になってしまいました。 どこまでいくのか、何巻で終わるのかハラハラしながら読んでいまし…

宇宙を翔ける青春純愛活劇 「JKども、荒野をゆけ」時田

お題「我が家の本棚」 きょうは時田さんの「JKども、荒野をゆけ」をご紹介します。 タイトルからいって、正直あまり期待していなかったのですが、意外にちゃんと面白かったのです。 優等生だった生徒会書記が生徒会長に反抗して、空中に浮かぶ学園艦から死刑…

部活動をすることに疑問を持ったら読んでみよう 「その娘、武蔵」田中相

お題「我が家の本棚」 きょうは、今のところどの作品をとっても外れのない田中相さんの「その娘、武蔵」をご紹介します。 この作品が発表されたときは、「田中愛さんがスポ根?」と思いましたが、この人は題材などにこだわらず、自分の追求したい世界を切り…

戻せなくなってからわかる「マイ・ブロークン・マリコ」平庫ワカ

お題「我が家の本棚」 きょう御紹介するのは、平庫ワカさんの「マイ・ブロークン・マリコ」です。 これはとても重いお話でした。でも、重いのになぜか目の前が大きく開ける感じがして、読んだ後の今の気持ちはなぜか前向きです。 お話の中には、明るいお話な…

とてもやさしいコミュニケーション障害のお話 「古見さんは、コミュ症です。」オダトモヒト

お題「我が家の本棚」 17巻が出たばかりの、オダトモヒト「古見さんは、コミュ症です。」は、これまでのお話から大きく動いた、とても内容にボリュームのある巻でした。 「古見さんは、コミュ症です。」のお話は、美人で何でもできる古見硝子(こみしょうこ…

読み聞かせで家庭をかきまわして活性化

お題「#おうち時間」 おうちにこもらなければいけないゴールデンウェークというのは初めてです。 外に出られないということは、逆に言えばとてもリッチな時間を使えるということです。 いつもは出来ない細かいところのこだわりぬいた掃除や、溜まったわけの…

読書好きが疎ましく思いながらもうれしい「バーナード嬢曰く。」施川ユウキ

お題「我が家の本棚」 きょうは施川ユウキさんのマンガの「バーナード嬢曰く。」をご紹介します。 登場するキャラクターは4人で、毎回このうちの何人かが絡み合ってお話が進みます。 主人公は、本を読むのは面倒くさくてやりたくないけど、周りの人間から知…