不思議
今週のお題「まつり」 夏はいちばん好きな季節です。 子どものころは無限に思われた夏休みの、区切りの一つが夏祭りでした。 夏の夜は本当に真っ暗で、カブトムシ取りに街燈巡りをすることにも親はいい顔をしませんでした。 それが許されて、場合によっては…
今週のお題「冷たい食べ物」 冷蔵庫があることは当たり前になって、冷たい食べ物はハレのものではなくなってしまいました。 冷蔵庫がない昔でも、井戸水の冷たさは味わえましたし、湧き水から引いた水で冷やしたスイカやキュウリは格別の味でした。 暑い夏に…
今週のお題「名作」 この5月4日に唐十郎さんが逝ってしまわれました。 演劇や戯曲には、とんでもなくこちらの内部をえぐってくるものがあります。 うろ覚えですが、『少女仮面』の 「人生が夢で 舞台だけが華ならば 私はどこで死ねばいいの?」 というセリフ…
今週のお題「雨の日の過ごし方」 雨は好きです。 でも、晴れも曇りも好きなので、お得な性格なのでしょう。 もちろん雪や槍も好きです。非日常だし。 雨の日は、まず耳から入り込んできます。 雨が木の葉っぱや地面に落ちる音。 車が水を巻き上げる音。 雨ど…
お題「ささやかな幸せ」 コロナの状態がとても悪くなったので、今年の正月には実家に行かないことにしました。 母が一人でいるので、できれば行きたかったのですが、元気はあり余っているようだったので自粛することにしました。 コロナをうつしてしまうよう…
お題「我が家の本棚」 偶然見つけて、とてもおもしろかった山北東(やまきたひがし)さんの「ちょっとだけ変な世界でアルバイト」をご紹介します。 自分のやりたい仕事を捜して、短期でいろいろなアルバイトをしてみる女の子のお話です。 どれも普通よりちょ…
今週のお題「怖い話」 お題「我が家の本棚」 今回は怖いお話ということで、リアルとフィクションのあわいにあるお話をご紹介します。 加門七海さんの「怪談徒然草」、 COCOさん、日高トモキチさん、玉川数さんの「里山奇談」シリーズ、 柳田国男さんの「遠野…
「ねぶた」と呼ばれる藁の束を燃やしながら日本海に流し、夏の災厄や疫病を払い去る民俗行事「滑川のネブタ流し」(富山県滑川市)を見学。一時は中止を検討したものの、「やはり疫病を払う行事だから」とのことで、規模を縮小して有志で開催に至った、との…
今週のお題「2020年上半期」 今年の上半期はコロナウィルスで散々でしたが、下半期にも不穏なうわさが出ていてワクワクしています。 岩手の農家たちが口を揃えて『今年は冷夏になる』と言っているらしい「農家の経験則と専門家の予測が正反対なのも怖い」 - …
お題「捨てられないもの」 「誰かさんのうしろにヘビがいる」というわらべ唄をご存知でしょうか。 「ことしの牡丹はよい牡丹~」から始まって、オニとほかの子どもたちが掛けあいながらオニを仲間の輪の中に迎え入れ、オニが帰ろうとすると、 「誰かさんのう…
お題「我が家の本棚」 お題「好きなシリーズもの」 きょうは里山奇談のシリーズ2冊目の、「里山奇談 めぐりゆく物語」をご紹介します。 書いている方は前作と同じく、cocoさん、日高トモキチさんと玉川数さんです。 里山奇談 めぐりゆく物語 前回同様、特に…
お題「我が家の本棚」 お題「好きなシリーズもの」 そばに置いておいて、何度でも開いたページから読み始めてしまう不思議なお話たちが集められた、cocoさん、日高トモキチさん、玉川数さんの書かれた「里山奇談」をご紹介します。 私自身も子どものころは山…