今回ご紹介するのは、続きが楽しみな一冊の、重野なおきさんの「信長の忍び」17巻です。
鉄甲船は、この時代によく考えて実現したなというところがすごいです。
攻撃する側にとって、とんでもない恐怖の対象になったのではないでしょうか。
そしてまさかの荒木村重の謀反です。信長にとってもまさかの出来事です。
ここから半兵衛の体力削りと官兵衛の受難と、さらに光秀の謀反の芽が育ち始めていくのですから、楽しい話にはなかなかなりそうもありません。
そろそろ織田信長の天下取りもいろいろ危険な局面を迎えており、鬱展開が増えてきますが、重野さんがそこをどのように解釈してくれるのかが楽しみです。
そういえば、千鳥と助蔵の間にもいろいろなフラグが立ってきたようですが、まあ、どうでもいいでしょう。
それより、天正伊賀の乱の方が物語に影を落としそうです。
信長と千鳥の間に嫌な空気が流れるのだけは避けて欲しいのですが。