大量にある本は、できるだけ本棚に並べておかないと、読みたいときに読むことができません。
並べる場所を確保するために、2階の廊下の手すり部分をくりぬいて本棚を作り、その反対側の壁全面を突っ張り式の本棚にしています。
この突っ張り式の本棚は連結して幅を広げることができるのですが、つなげるのがスクリュー釘で、頭部分が出っ張っていて本を傷めてしまうので、直接当たらないように紙などでカバーしなければなりません。
これが気にいらなかったのですが、テーパーを付けて面取りで削れるドリルビットがあることを知りました。
テーパーをつけて削って、ネジの頭が沈められれば本は傷みません。
これを買って、本棚のプチ改修をすることにしました。
購入した面取りカッターはこんなタイプのものです。
私の持っている電動ドライバーに合うタイプのものを選びました。
作業は本をすべてどかして締めこまれているネジを外して、面取りをして、サンドペーパーでバリをきれいにして、もう一度ネジを締めこみます。
これを頭の出ているネジすべてに行えばいいのです。
たったの56ケ所やればいいのです。
けっこう大変でした。
でも、実際の作業では本の移動と、本棚へ戻す作業がいちばんきつかったです。
上のようにネジの頭が本棚の壁より低くなればOKです。
これで本を傷つけることなく保管することができます。
一人で作業したのですが、ぜんぶ終わるまで3時間かかりました。
冬なのに、終わった時には汗だくになっていました。
やはり、主に本の移動のせいでしょう。
本を入れてしまえば、外観上はほとんどわかりません。
地味ですが、保護用のカバー類を全部なくすことができたので満足です。