JP Road mirage - Sumomo Toxin / すもも毒素

現在波乱の真っ只中です。そんな中で実際にしたこと、感じたことを書いていきます。これが誰かの助けになればうれしいです。

性別年齢国籍問わず、つないだ心は離れない 「メタモルフォーゼの縁側」5巻 鶴谷香央理

お題「我が家の本棚」

 

異色のお話と言っていいと思う鶴谷香央理さんの「メタモルフォーゼの縁側」最終巻の5巻が発売されました。

終わってほしくないという気持ちもありましたが、読んでみたら、ここで終わるのがとてもしっくりときました。

 

高齢の方と若い人が同じものに興味を持って、まったく同等の立場で交流して楽しむことができるということを、ごく自然に納得させてくれるお話です。

何もかもを否定してしまうのではなく、受け入れることで、人はどんな年齢でも、性別でも、国籍でも楽しむことができます。

それを大上段に構えず、おずおずと差し出してくれることで、素直に受け入れることができました。

 

高校生の女の子は、自分と違う価値観を持つ人と交流することで、自分の生活圏でこれまでできなかった、人と積極的にかかわれるようになります。

高齢の方は、今までの生活をやめて、新たなステップに踏み出すことができるようになります。

普段の生活圏でかかわりあうはずのなかった二人は、知り合うことでそれぞれの世界を大きく広げることができました。

 

遠く離れることになっても、つながった絆は切れることはありません。

またいつか、それぞれの見つけた素敵なものについて、目をキラキラさせて話すことができるのは間違いありません。

そんな出会いを持つことができれば、人生はずいぶんと素敵なものになるのです。 

 

 

メタモルフォーゼの縁側 (全5巻) Kindle版