マンガ
お題「我が家の本棚」 今回は眉月じゅんさんの「九龍ジェネリックロマンス」をご紹介します。 眉月じゅんさんは前作の「恋は雨上がりのように」も読んでいて、生々しいリアリティを持ちながら、雨上がりのように爽やかな読後感を感じさせてくれました。 けっ…
お題「我が家の本棚」 とても楽しみにしていた城平京さん原作、片瀬茶柴さん作画の「虚構推理」13巻が手に入りました。 前巻で引きで終わった雪女の話がとても気になっていたのです。 とてもきれいに、論理的にまとめてくれたので、満足しました。 自分を信…
お題「我が家の本棚」 日中、どこに行ってもまんべんなく暑くて、身体に熱気がまとわりつく今日は、夜10時を過ぎてもトイレの温度計が33℃で、とても夏です。 そんな気力をそがれる日にご紹介したいのが、心を不安定にしてくれるくずしろさんの「永世乙女の戦…
お題「我が家の本棚」 お題「これ買いました」 まさか出ないだろうと思っていた西遊妖猿伝の新刊が出てしまいました。諸星大二郎さんの「西遊妖猿伝 西域編 火焔山の章1」です。 西遊妖猿伝の大唐篇が始まったのが1984年、紆余曲折があって出版社が3回変わ…
今週のお題「2020年上半期」 暑いです。蒸してます。歩いているだけでバッタリと死にそうです。 梅雨が明けて本格的な夏が来ると、今年も40℃越えの日々が来るのでしょうか。夏休みの短くなった学生さんたち、くれぐれも死なない程度にお過ごしください。 そ…
お題「我が家の本棚」 きょうは矢村いちさんの「声がだせない少女は『彼女が優しすぎる』と思っている」を紹介します。 絵を見るかぎりではそれほど惹かれなかったのですが、お話を少し読んでどうしても買ってみたくなりました。 声の出なくなった主人公の真…
お題「我が家の本棚」 きょうは出会えてよかったマンガの一冊である、三島芳治さんの「児玉まりあ文学集成」を紹介します。 このお話は、文学部部長の児玉まりあさんと、入部希望者の笛田くんのほぼ二人だけの舞台でお話は進みます。 文学部には、部長の児玉…
お題「我が家の本棚」 ツイッターやネットをうろついている間に見かけて、おもしろそうだと思って手に入れたのが、ぬじまさんの「怪異と乙女と神隠し」です。 登場人物はヒロインの30歳目前の書店員の董子(すみれこ)さんと化野 蓮(あだしの れん)くん、…
お題「我が家の本棚」 今回はWeb系マンガ家のもちオーレさんの「出会い系サイトで妹と出会う話」です。 読む前は、会ってはいけない二人が出会い系で出会って恥ずかしい思いをするコメディかなと思ったら、しっかり会ってそのまま受け入れてしまう百合ものの…
お題「我が家の本棚」 今更ですが、三部けいさんの「僕だけがいない街」をご紹介します。 初めにアニメを見たのですが、マンガは読む気になりませんでした。 アニメはとても面白かったのですが、見るのがかなりつらい話だったので、ダウナーになるのが目に見…
お題「我が家の本棚」 ツイッターで見かけて読んでみた奥山ケニチさんの「ワンナイト・モーニング」は、評判通りとても面白く読めました。 絵がとても垢ぬけていないのですが、それが妙にリアルな雰囲気を醸し出していて、 出てくる登場人物が本当にいそうに…
お題「我が家の本棚」 いつの間にやら58巻まで来てしまった椎名高志さんの「絶対可憐チルドレン」です。 小学生編から始まったこの連載も、今ではチルドレンも高校生になってしまいました。 どこまでいくのか、何巻で終わるのかハラハラしながら読んでいまし…
お題「我が家の本棚」 きょうは時田さんの「JKども、荒野をゆけ」をご紹介します。 タイトルからいって、正直あまり期待していなかったのですが、意外にちゃんと面白かったのです。 優等生だった生徒会書記が生徒会長に反抗して、空中に浮かぶ学園艦から死刑…
お題「我が家の本棚」 きょうは、今のところどの作品をとっても外れのない田中相さんの「その娘、武蔵」をご紹介します。 この作品が発表されたときは、「田中愛さんがスポ根?」と思いましたが、この人は題材などにこだわらず、自分の追求したい世界を切り…
お題「我が家の本棚」 きょう御紹介するのは、平庫ワカさんの「マイ・ブロークン・マリコ」です。 これはとても重いお話でした。でも、重いのになぜか目の前が大きく開ける感じがして、読んだ後の今の気持ちはなぜか前向きです。 お話の中には、明るいお話な…
お題「我が家の本棚」 17巻が出たばかりの、オダトモヒト「古見さんは、コミュ症です。」は、これまでのお話から大きく動いた、とても内容にボリュームのある巻でした。 「古見さんは、コミュ症です。」のお話は、美人で何でもできる古見硝子(こみしょうこ…
お題「#おうち時間」 おうちにこもらなければいけないゴールデンウェークというのは初めてです。 外に出られないということは、逆に言えばとてもリッチな時間を使えるということです。 いつもは出来ない細かいところのこだわりぬいた掃除や、溜まったわけの…
お題「我が家の本棚」 きょうは施川ユウキさんのマンガの「バーナード嬢曰く。」をご紹介します。 登場するキャラクターは4人で、毎回このうちの何人かが絡み合ってお話が進みます。 主人公は、本を読むのは面倒くさくてやりたくないけど、周りの人間から知…
お題「我が家の本棚」 アトランタオリンピックの金メダリストの恵本裕子さんが原作者として参加し、小林まことさんが漫画化している「女子柔道部物語」をご紹介します。 小林まことさんは「1・2の三四郎」でその面白さにはまりました。途中、まったくわけ…
お題「好きな作家」 終わってほしくないマンガがまた一つ終わってしまいました。NOBELさんの「妄想テレパシー」をご紹介します。 他人の心の声が見えてしまう中野彩子という女の子が主人公です。 その女の子を好きな戸田くんという男の子と、戸田くんを好き…
今週のお題「オンライン」 ブログやSNSで発表していたものが商業化して大ブレークする作品が、ここ10年で非常に多くなりました。 そんな中でも大きな成功を納めたものの一つが井上純一さんの「中国嫁日記」でしょう。 そもそも結婚などすることも考えていな…
お題「好きな作家」 今回は杉谷庄吾(人間プラモ)さんの「映画大好きポンポさん」をご紹介します。 「ポンポさんが来ったぞーっ!」のセリフで、ああダメかと思ったのですが、読み進むにつれてどんどん引き込まれていきました。 天才プロデューサーのポンポ…
お題「好きな作家」 今回は城平京さんの「雨の日も神さまと相撲を」のご紹介です。これはとんでもなく可愛らしいラブストーリーでした。 城平さんに初めて出会ったのは「虚構推理 鋼人七瀬」でした。表紙がちょっとアレだったので期待はしていなかったのです…
お題「好きな作家」 初めて読んだ池辺葵さんの作品が「ねえ、ママ」です。 とてもきつい一冊でした。 ゆるくつながった6人のおかあさんの話で構成されており、やさしいお話ばかりです。 こんなこともあるよね、こんな時もあるよねと淡々とした話が続いていき…
お題「好きな作家」 ツイッターでブレイクして単行本になったマンガが、あつじさんの「通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー」です。 この作品をツイッターで見かけた時、おもしろそうだけどコミックで買うほどのことはないと思って…
お題「好きな作家」 今回はNHKでもアニメ化されて、子どもたちにも大人気の大童澄瞳さんの「映像研には手を出すな!」です。 アニメについて アニメは湯浅政明監督が監修しており、原作を完全に活かしきった上で、さらに面白さが上乗せされています。EPISODE…
お題「好きな作家」 日本のマンガの中で、今私が一番続きを読みたいのが井上雄彦さんの「リアル 」です。 「スラムダンク」は面白かったし、宮本武蔵が好きなので「バガボンド」も楽しみにしています。 バガボンドは身体をどこまでコントロールしていけるか…
お題「好きな作家」 少し古いのですが、芦奈野ひとしさんの「ヨコハマ買い出し紀行」という作品があります。 ジャンルとしては近未来SFに入るのでしょうが、普通の生活のようなものを淡々とおくる、なんともやりきれないノスタルジーを感じさせるお話です。 …
今週のお題「卒業」 もはや国民的マンガといっても過言ではない、尾田栄一郎さんの「ワンピース」。 出会いと別れ、卒業といえばいくつもの名シーンが思い出されます。 いまだに心に残っている別れがいくつもあります。 その中ですぐに思い出されるのがこの…
今週のお題「卒業」 今年の卒業による涙のお別れ戦線は、コロナの乱入により大荒れ模様です。 まだ時間があると思っていたのに、いきなり3月頭で強制的にお別れさせられることによる阿鼻叫喚が聞こえてくるようです。携帯電話でつながっていても、会えないで…