お正月早々に、とても重いマンガを読んでしまいました。
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんの書いたものを小梅 けいとさんがマンガ化した「戦争は女の顔をしていない」です。
祖国を守るために、男性だけでなく多くの女性も進んで戦地に赴きました。
彼女らがそこで何を見て、何を経験したか、本当の事実をつかみだしたものが語られます。
原作者が女性だったせいか、女性たちが本当に感じたことを知ることができました。
その誰もが戦争など大嫌いで、それでも自分たちの国を、家族を守るために戦ったのです。
読んでいるうちに、それぞれの人たちが戦争がなければ得られたもの、失われなかったものを考えてしまいます。
なるべく多くの人がこれを読んで、いろいろなことを考える機会を持ってもらえるとよいと思います。