コロナの状態がとても悪くなったので、今年の正月には実家に行かないことにしました。
母が一人でいるので、できれば行きたかったのですが、元気はあり余っているようだったので自粛することにしました。
コロナをうつしてしまうようなことがあれば、悔やんでも悔やみきれません。
年末年始に何度も電話をかけましたが、「とにかく暇だ」と言っていました。
早く訪れられるようになるといいなと思っています。
うちの方には長男夫婦だけが来てくれて、静かな年明けを迎えました。
テレビもおもしろいものがなく、唯一楽しんだのはボードゲームでした。
子供の持ってきた「GOTTA2 Where am I ? ~Alice in a Mad Tea Party~」というゲームで、不思議の国のアリスをモチーフにしたゲームです。
舞台はマッドハッターのティーパーティです。
プレーヤーとしてできるのは、お皿やポット、ティーカップをテーブルの上にセットするか、キャラクターを椅子に座らせるか、相手の正体を推理出来たらそのキャラクターを示すカード相手の場に送ることだけです。
キャラクターが全員椅子に座ったら、そこで終了です。
お互いに相手に悟られないようにしながら自分の点数を上げていきますが、判断できる材料が極端に少ないので、実際の指し手だけでなく、メンバーの性格や、表情などを見て考えなければなりません。
テーブルや椅子を組み立てたり、本物の陶器(!)のティーセットを準備していくと、ゲームへの期待が高まります。
4回やったのですが、やるほどに奥の深さがわかって、「なるほどおもしろい」と感じました。
子どもはクラウドファンディングでこのゲームを手に入れたということでした。
2021年3月1日に一般販売されるようですので、知的なゲームを楽しんでみたい人にお勧めできます。
陶器の食器や木でできたキャラクターなど、どこか懐かしさを感じられます。
このゲームをやって一番驚いたのは、妻が1ターン目で私のキャラクターを当てたことです。
子供も「ここでカードを送る?」と驚いていたし、私もけっこうひねくれた手を出していたので、まさか当たるとは思いませんでした。
終了後、メンバー全員で「なんでそう思ったの?」と聞きまくられる中で、妻は「え、何となく。わかるよ、おとうさんだし」 と答えました。
妻は、私が考えている以上に私を読んでいることがわかり、いろいろと考えなければいけないことに気づかせられるひと時でした。