今週のお題「おうち時間2021」
ゴールデンウィークも終わりが近づいてきました。
コロナのために、どこにも行けないゴールデンウィークでしたが、家にずっとこもっていたから溜まっていたやるべきことが次々と解消されるかと思ったら大間違いでした。
やはり遊ぶ時とお仕事や作業をする時間は、しっかり分かれていた方がいろいろとはかどるようです。
修理したいものがいくつかあるのですが、修理を始めてしまうとそれなりの時間をとります。
奥さんも一緒に休みなので、一人にしておくと機嫌が悪くなります。修理はしばらく後回しにすることにして、奥さんとおしゃべりを楽しむことにしました。
何もできることのない長いお休みは本当に久しぶりです。
何とはなしに、これからやろうとしている修理の話や、お金の扱いをどうしていくか、家の中のものの捨て方について、こんな買いたいものがあるという話をしているうちに、話がいろいろな方向に飛び回ります。
コロナへの政府の対応や、金融政策の問題、中国や韓国との関係、自民党は金融に強かったのに、今や素人以下になってしまったのはなぜか。
好きだった本やマンガ、映画の話、一緒に行った映画のこと、大学時代の共通の友人の話、昔のこと、思い出したいことと思い出したくないことについて話し、もう一度訪れてみたい場所のことを話しました。
気が付いたら日をまたがり、いつの間にか寝入って、起きたらまたいろいろなことを語りあい、忘れていることを呼び覚まし、初めて知る話を聞き、語り、血糖値が下がってふらふらになって食事をとり、いつもの生活サイクルとまったく違った時間が続きましたが、とても楽しかったのです。
「そろそろ生活サイクルを戻さないとね」
奥さんがポツリと言ったのがきょうのことです。
そうです。お休みはいつか終わるのです。
ずいぶんと密度の濃かった、大学時代に戻ったような、付き合い始めたころに戻ったような気分を残して、お話の時間がゆっくりとほどけていきます。
「またこんな話ができるといいな」と本音がこぼれると、
「いつでもしましょ。できるんだから」と力強いお言葉が。
もっともっとお互いをよく知りあえる時間を持つことができそうです。
できるだけ長く、一緒に過ごせる時間を確保するべく努力します。
