新生活を始める時に、必要なものはいろいろあります。
衣服や家電、台所用品、カーテンに寝具など、どうしても必要と思われるものが次から次へと出てきて、気がついて見ると財布は空になり、周りを真新しい買ったばかりのものが埋め尽くしていたりします。
まずは寝具
そうなってしまうと大変なので、まずは寝具だけを買いましょう。
夜に眠れないと、希望に満ちた新生活が絶望に彩られるのはそう遠い先ではありません。
十分な睡眠は、脳と身体にぜったい必要です。
いや、最初から十分にとれるほど心臓の強くない人もいるでしょうから、ある程度の睡眠を確保しましょう。
そのためには寝具が必要です。高くていいものでなくていいので、とりあえず実家で使っていた程度のものを準備しましょう。
それ以外は追々で
電化製品や台所用品は、生活のスタイルを決めながら徐々にそろえていくのが一番です。
台所用品を揃えて、3ヶ月後にまだ使っているものはケトルだけだったり、
一部屋で掃除機は邪魔なだけだったり、
電子レンジは物の置き場になっていたり。
自炊を続けられると思ったら必要な台所用品だけ揃えればいいのです。
そうでないと量産型でそろえた台所用品が不満になるけど、買ったばかりで捨てられないジレンマに陥ったりします。
実家で余っているものをもらってきて、使ってみるのがいちばん効率的かも。
いろいろ揃えてスタートするのではなく、走り始めてから必要なものを吟味して手に入れていくのも楽しいです。
ちょっといいノートを一冊用意しましょう
新生活を始めるにあたり、一つだけ、用意するといいものがあります。
新しいノートです。ちょっといいノートを買ってください。
キャンパスノートもいいですが、ここは少し値の張るものを。
いちばん最初のページには、好きなもののコーナーにします。
好きな言葉を書いてもいいし、詩やマンガのお気に入りの言葉でもいいです。
好きなアイドルの切り抜きでもいいし、おいしそうな料理の写真でもOKです。
次のページからは、新生活を始めて考えたこと、思いついたことを書いてみましょう。
おもしろかった映画のチケットや泣けたマンガの切り抜き、とても欲しくなったジャケットやスカートの写真を貼ったりしてもいいでしょう。
もちろん写真やプリクラもいいと思います。
毎日書くとか決めないで、テーブルの上とか、できるだけすぐ手にとれるところに置いておいて、ふと目についたら開いて書きたいことを書きましょう。
何となく頭の中にあるものや、つらいこと、呪いの言葉なども書いてしまいましょう。
書いたものを役立てようとか思わなくていいです。
その時々に頭の中に居座っているものを言葉や絵でスケッチしましょう。
これが一冊仕上がるころには、あなたの精神生活はちょっと深みを増しています。
できればもう一冊、もう一冊と重ねていきましょう。
これだけであなたの生活はずいぶんと潤ってくると思います。
私は、アピカのパーソナルカバーノートにいろいろ書き留めてきました。
選んだ理由は、使っている紙が1000年ペーパーであるところです。
中性紙で、1000年保つそうです。そんなにいらんけど。
開いただけで雄叫びを上げたくなるようなページもあって、読み返すのはとてもスリリングで、涙がでるくらい楽しいです。
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