JP Road mirage - Sumomo Toxin / すもも毒素

現在波乱の真っ只中です。そんな中で実際にしたこと、感じたことを書いていきます。これが誰かの助けになればうれしいです。

眠れない夜をどう過ごしましょうか

お題「#おうち時間

会社勤めをしていると、うちにいる時間は眠る時間を考えるとかなり短くなります。

では、自由業なら自由な時間が多くなるかというと意外とそうでもなく、24時間客先からの連絡を受けられる体制になってしまい、完全に自由な時間はほとんどなくなったりします。

うちにいる時間の半分以上を占めるのが睡眠時間です。

眠れない夜

睡眠を十分にとらないと、能力ダウンにつながり、やる気を出すのが難しくなります。

なのに眠れない夜はたびたび我々を訪れます。

眠れないと、翌日にも影響するし、時間を無駄にしている感じがしてイヤな気持ちになり、とてもまずいような気がしてきます。

眠ろうと思えば思うほど頭の隅が冴えてきて、どんな姿勢をとっても、頭と足の位置を入れ替えても眠れなくなります。

私も真面目だったころはずいぶんと七転八倒しましたが、ある時、ふと気づきました。眠れなかった次の日と、よく眠れたけど調子の悪い日にはそれほど差がないということに! いや、むしろ睡眠が足りなかった日の方がましなケースさえあるということに!

というわけで、ある時期から眠れないということを恐れないようになりました。

眠れなくても、横になって目を閉じていれば身体は休まります。

あとはもう、とことん眠れない原因と頭の中で付き合うことです。ちょっとした不安や、やりたいけどできないことなどをもてあそんでいると、そのうち同じところをグルグル回り始めます。回り始めるとそのうちに頭が疲れて、いつの間にか落ちています。

まあ、落ちなければもてあそんでいた内容が一晩では済まないレベルのものということなので、あきらめましょう。

このように、「眠れない時はあきらめる」と決めてから、比較的早く眠れるようになった気がします。そういう夜の次の日に、出席しなくてよければ出席したくないのに出席しなければいけない会議があったりすると、つんでしまうのですが。

それ以外なら、わりと何とかなるものです。

眠れなくなる夜

眠れない夜のほかに、眠りたくなくなる夜があります。

ふと思い出した昔のことを奥さんと話し出して、話題があふれて止まらなくなってしまい、次から次へと話が広がって、このままずっと話をしていたくなってしまうのです。

無理に話をとめても、二人とも頭の中で話したいことが沸き上がってきているので眠れず、またボソッとどちらかが何かを漏らすと、話が盛り上がってしまったり。

話は過去から未来に飛び、いろいろな場所を飛び回り、いつまでも尽きることがありません。

こんな時は、二人で(あ~あ)と思いながら話し続けるうちに、二人とも落ちてしまうまで語り続けます。翌朝起きる時には、落ちたのがいつだったかまったく覚えていません。気づかないうちにぐっすりと眠りについているのです。

 

これはこれでいいものです。

むしろ今生きているのは、隣にいる人とこういう時間を共有するためなのではないかとさえ思えます。

ふたりで共通の思い出を語り、未来を語るために、私はこの次元に存在しています。