今週のお題「眠れないときにすること」
私は基本的に眠れる体質なんですが、それでも時々、まったく眠りに置いておかれてしまう夜があります。
奥さんと懐かしい話や、やりたいことについての話をして盛り上がってしまったときや、ちょっと心にかかることがあって、それを追い出すのに失敗してしまったときに、意識が引っ張られて残ってしまうのです。
そんな時には、じたばたせずに目を瞑ったまま、頭の中でいろんな思考が暴れまくるのを少し離れて眺めているのが、いちばん良いようです。
どうせ眠れないのだから、と起き出してしまったり、枕元にある本を読み始めたりすると、本格的に眠れなくなってしまい、寝不足のままに朝を迎えることになります。
ですから、何としても目は瞑って、眼だけでも休ませておこうと思っていれば、少しは寝不足感を和らげることができます。
眠らなければ、と力むのがいちばん眠りから遠ざかる行動ですので、眠れなくても目を休めればいいさ、くらいに考えているのが良いようです。
心にかかることは頭の中を漂わせているうちに、いつの間にか眠りの中に入り込めばいいのですが、厄介なのは楽しい気持ちです。
懐かしい話ややりたいことは、頭の中に漂ってくれず、勝手に踊りまわります。
これは踊らせているといろいろなアイディアや新企画が出てくるので、あえて抑え込もうとも思いません。
これは楽しむのが正しいでしょう。
寝不足になってしまうのは仕方がありません。
いくつになっても、眠れないほど楽しい思いを頭の中で遊ばせられるのは、うれしい限りです。