今週のお題「怖い話」
定期的に出てくる怖いお話の一つが、「男女間に友情は成立するか」という問題です。
男女の友情を成立させるために必要なたった１つの考え方 | ラブホの上野さんの相談室
言葉の定義が人それぞれで違うために正しく解決されない問題の一つ。この手の問題は実に多く、定期的に賑やかに議論されるので楽しい。
2020/08/19 23:33
この問題は結論がでることのない問題ですが、それは議論する人たちの一人ひとりが違った背景と一般常識と思い込んでいるものに則って議論するからです。
議論の軸がみんな違っているので、議論は永久に平行線で終わり、決して終息することのない、「ライオンとトラはどちらが強いか」というお題と同じです。
論理的に考えると、この答えは「場合による」になります。
両者の年齢や育ってきた経緯、戦う環境やモチベーションの有無によって結果が全く変わってしまうからです。
男女間の友情も同じです。
友情が成立しないとなれば、何が成立するのでしょうか。
男女が交流するのは色恋のためだけだとでも言うのでしょうか。
同性愛の方の場合は、男性とも女性とも友情が成立しないことになりますが、そのような方々は友人を持てないのでしょうか。
友情は性とは切り離して考えるものだという思い込みこそが怖いです。
異性の友人といる時に性的に惹かれたとしても、それですぐにセックスしたいとなるわけではありません。
同性の友人といる時に性的に惹かれることがあるかもしれません。
性は友情の邪魔にはならないんではないでしょうか。
個人的には、男女間の友情は成立すると思います。
男女で目的が同じ場合や、自分の助けになる場合は普通に性的な目的抜きで交流します。
同性同士が交流するのと同じ理由です。
性差を交流の際に大きな問題として取り上げるのは、よほど性欲の強い人だけだと思います。
私は女性と遊びに行く時に性的な目的第一で行くことはありません。
大勢の、いろいろな考えや意見を持っている人と交流するのが楽しいので行くのです。
その場合、同性も異性も等しく友人として考えていいと思うので、男女間に限らず、性的に惹かれる惹かれないと関係なく、相手と性的な目的抜きで付き合うのが友情だと思っています。
自分に理解できないことをぜったいいけないことだと思い込んで、ほかの人を非難する人がいるのはとても怖いことです。
