とても楽しみにしていた城平京さん原作、片瀬茶柴さん作画の「虚構推理」13巻が手に入りました。
前巻で引きで終わった雪女の話がとても気になっていたのです。
とてもきれいに、論理的にまとめてくれたので、満足しました。
自分を信用できなくなった人間は、多少のショック療法をほどこさないと、再起できないものですね。
しあわせになってくれるとよいのですが。
殺人事件がここまでチートなやり方で解決されてしまうと、推理は関係ないですね。
そうでありながらここまで推理が状況を改善しているのを見ていると心地よいです。
34話の「よく考えると怖くないでもない話」は、明らかにアレを描きたくて書いたお話ですね。
爆笑してしまい、奥さんに不審なものを見るような目で見られました。
城平さんも何を考えているのか。
作画の片瀬さんは、城平ワールドを可視化するために生まれたような方です。
原作も好きなのですが、私にしては珍しく活字よりマンガをひいきしてしまっています。
岩永さんも雪女もとてもかわいいです。
物の怪たちもとてもキュートです。
次のお話も楽しみですが、次の巻は12月発行。冬のことを考えるのはまだ難しいです。
13巻だけ見ると雪女のお話は後半しか入っていないので、 12巻から見てください。
推奨は全巻読まれることです。知恵の神の活躍が存分に楽しめます。
同じ城平京さんの「雨の日も神さまと相撲を」もマンガ化されたようです。
こちらは原作が大好きなので、 まだ手を出しかねています。
いずれ誘惑に負けて手を出してしまうのは目に見えていますが…