JP Road mirage - Sumomo Toxin / すもも毒素

現在波乱の真っ只中です。そんな中で実際にしたこと、感じたことを書いていきます。これが誰かの助けになればうれしいです。

会社外との共同研究会への参加が私を変えてくれました

会社の基幹業務の開発・運用を仕事としてやってきましたが、そんな中で一風変わったタスクを受けたことがあります。

会社の代表として、ITベンダーと他のメーカーとの共同研究会に参加して、第4世代原語の研究をするというタスクでした。

開発言語の抜本的な見直しの研究

次世代の基幹システム構築を行う時に、それまで使用されていた第3世代言語のCOBOLに代わって、高効率で開発できる第4世代言語を採用する可能性の検討です。

第3世代言語と同じ方法論では、同じような処理をまとめてユニット化して効率を上げる第4世代言語の開発効率を上げることはできません。

設計から開発、運用・保守までを考えて、どのようにすれば各工程の工数を減らすことができるかについて検討をする必要がありました。

異なる分野の会社との協業

その研究会には、まったくの異業種の会社10社からメンバーが参加しており、それにオブザーバーとしてITベンダーのメンバーがついていました。

リーダーになった方は、豊富なプロジェクト実行の権限を持っており、仕事を進めるための豊富なノウハウを持っていました。

自分の会社では得られないノウハウをたくさん吸収させてもらいました。

分析設計は私の得意分野でしたので、そのあたりは貢献できたと思います。 

大人数の前での発表体験

もう一つ得難い経験になったのは研究発表でした。

500人以上の参加者のいる研究発表会で、ステージの上で自分たちの研究結果を発表しました。その際に、わたしは意外なほどに冷静に発表をすることができ、自分がけっこうなクソ度胸を持っていることを知ることができました。

研究発表は好評で、12ほどあった研究の中から選ばれて、北海道で行われた別のイベントにも招待されて、発表させてもらいました。

この経験はわたしにとって大きなアドバンテージになり、これ以降、会社内で行う発表には、全社員の前の発表でも社長の前のプレゼンでも、まったく臆することなく発表し、質疑応答もこなせるようになりました。

研究会で得たもの 

多業種のメンバーが参加する研究会にアサインしてもらったことで、私は自社にいては得られないノウハウや仕事に対する考え方を得ることができました。

行く前は何て面倒な仕事を押し付けられたんだろうと思いましたが、このタスクのおかげで、自分でも驚くくらいのクソ度胸と、自社の仕事の進め方に対する批判的視点を得ることができました。

外部と仕事をする機会を与えられた時は、面倒がらずに参加してみてください。

本当に思いもかけないような世界が開けるかもしれません。

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