はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」
ブログは最近になってできたものと思っていたのですが、はてなブログもすでに10周年を迎えるとのこと、おめでとうございます。
個人ホームページを作っていた時に、「100の質問」が流行っていました。
あれはあれで面白かったし、質問を作る人が頭を絞っているのも伝わってきて面白いものでした。一つのテーマで100もの設問を作るのは大変でしょうから。
ブログでは、100の質問は多すぎるでしょう。
10個というのはちょうどいい感じかもしれません。
ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?
いちばん好きな季節は夏です。
夏の昼間に道路に出ると、遠い先にゆらゆらと蜃気楼が揺れているのを見ます。
あそこはここと違う世界だと思い、いつもあこがれのような思いを持って、そちらに向かって歩いて行ったりしました。
いつまで歩いてもたどりつけない蜃気楼は、今も見えています。
子どものころ、すももをよく食べる機会がありました。
すももは酸っぱいので、塩をつけて食べました。
酸味と塩辛さが口の中で暴れて、複雑な風味が後をひくおいしさでした。
甘いだけでなく、ちょっときつい味が私のルーツになっているかもしれません。
本当のところは、ブルース・リーが大好きだという事案のほうが勝っているかもしれません。
はてなブログを始めたきっかけは?
自前のホームページを作っていたのですが、更新するのがそれなりに大変でした。
そんなころにブログというものが始まって、書き込むだけで更新できるので、ホームページの一部をそちらで補完していました。
同じころに、はてなハイクというサービスを見つけました。
はてなハイクは、書き込まれていく人の意見を見て、自分の意見を書き込むと即時にレスポンスがあって、リアルタイムのコミュニケーションツールとして面白く参加できました。
はてなハイクがサービスを止めて、しばらくしてはてなブログというサービスを見つけて、ここでブログを始めました。
自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?
今回、この企画のために、過去に書いた記事をすべて眺めてみました。
けっこうおもしろいものもあったので、それはそれでホームページのほうにまとめてみようかななんて思いました。
今回選んだ記事は、初めての子育ての時の奥さんのことです。
あの時の奥さんは、普通の暮らしの中にいながら、半分あちら側の世界にいるようでした。
2時間以上まとめて眠ることができず、夢の中とうつつのはざまをゆらゆらと揺れていて、怖くて美しいものでした。
ルール違反ですが、上の関連でもう一つ。
ブログを書きたくなるのはどんなとき?
小説や漫画を読んで、誰かにその面白さを伝えたくなったとき。
いろいろな思いが溢れてきて、何かが形をとりそうになったとき。
自分の知識や技術が人の役に立ちそうだと思ったとき。
自分なりのものの考え方を出してみたくなったとき。
ホームページをやっていたときと変わっていません。
下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?
数えてみたら、26個ありました。
本の感想や、時事問題で思ったこと、誰かに伝えたいと思ったものの考え方なんかが、少し暗い部屋の中で静かに出番を待っています。
自分の記事を読み返すことはある?
ほとんどないのですが、今回の企画のために(しつこい)眺めてみて、いくつか読み返してみましたが、けっこうおもしろいものもありました。
現在、再利用について考えています。
好きなはてなブロガーは?
いろいろな方のブログを追ったりすることがありますが、これをするといつの間にか時間が大量に消費されており、するべきことができていなかったりします。
好きなのに控えなければならないのはごはんと一緒で、愛を胸に抱えながら控えている最近です。
はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?
くれぐれも、サービスを末永く継続していただけると嬉しいです。
はてなハイクの時は、少しショックを受けました。
10年前は何してた?
2011年は、私にとって世界がその様相を変えた年でした。
たった一回の地震で、東日本があそこまで大変な状況に陥ってしまうとは、ほとんどの人が予想もしていなかったでしょう。
私のものの考え方も大きく変わりました。
あの時から、家族と離れて会社で仕事をしていることに疑問を持つようになり、仕事についての意識が根本から変わりました。
少し早めのリタイヤになったのは、この時の意識変化が大きく作用しています。
10年前に、どのように生きるかについての意識が変わり、いろいろと考えるようになりました。
この10年を一言でまとめると?
大きなパズルを作って、少しずつピースをはめてきた10年でした。
私は自分のやりたい方向に動いて、そしていろいろと実現してきました。
それはスリリングで面白く、少しずつ実現されてきて、先にどうなるかも見えてきています。
これからの10年も、確実にピースを合わせていきたいと思っています。