JP Road mirage - Sumomo Toxin / すもも毒素 ネタバレ要素多数につき、お気をつけください

食費より書籍代の高い、重度の活字中毒者です。本やマンガを読んで感じたことをネタバレありで綴っていきます。誰かが本を手に取るきっかけになればうれしいです。

全編ノンストップB級活劇が最高です! 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

お題「気になる番組」

まいりました。

きょうの土曜プレミアムで、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見てしまいました。見ながらブログを書くつもりだったのですが、まったく書けず。

目が離せなかったのです。

全編、どこをとっても過剰で、力が入り過ぎていて、訳が分からないシーンにあふれており、最初から最後までお祭りです。

 

この映画は、

「とんでもなく面白い!」

という人と、

「こんなのは映画じゃない」

と否定する人の間で評価が大きく分かれていたので、見始めた時は少し斜めに

「まあ、それほど期待していないし」

とちらちらと眺めていたのですが、コマーシャルになった時に手が完全に止まっていて、あわてて水分補給をしたり過剰水分を排出したりして、続きをワクワクしながら待っていました。

 

太鼓軍団と、ギタリストが軍団にもれなくついていくので大笑いし、

敵と味方がどんどんと入れ替わり、

「あ、こいつは味方になる!」

「あれ? 捨てられた?」

「あ、失敗した!」

「あ、惚れられた!」

「絶対死ぬよね、これ」

「あああ~(合唱)」

相方と二人で大盛り上がりしてみていました。

ちなみに、上のコメントはすべてウォーボーイのニュークスに対するものです。

ほんとうに英雄になって逝ってしまうなんて、なんてルーティン通りの展開なんだ...

でも、ちゃんと泣けるんです。笑いながら。

 

ああ、おもしろかった。

一本釣りで攻撃してくる敵や、元気のいいおばあちゃんたちも、少しもためらわないで戦いに飛び込んでいくのが最高でした。

 

世間的に評価の高い映画って、ちゃんと面白いものもあるんですね。

「バーフ・バリ」も観てみたくなった夜でした。