まいりました。
きょうの土曜プレミアムで、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見てしまいました。見ながらブログを書くつもりだったのですが、まったく書けず。
目が離せなかったのです。
全編、どこをとっても過剰で、力が入り過ぎていて、訳が分からないシーンにあふれており、最初から最後までお祭りです。
この映画は、
「とんでもなく面白い!」
という人と、
「こんなのは映画じゃない」
と否定する人の間で評価が大きく分かれていたので、見始めた時は少し斜めに
「まあ、それほど期待していないし」
とちらちらと眺めていたのですが、コマーシャルになった時に手が完全に止まっていて、あわてて水分補給をしたり過剰水分を排出したりして、続きをワクワクしながら待っていました。
太鼓軍団と、ギタリストが軍団にもれなくついていくので大笑いし、
敵と味方がどんどんと入れ替わり、
「あ、こいつは味方になる!」
「あれ? 捨てられた?」
「あ、失敗した!」
「あ、惚れられた!」
「絶対死ぬよね、これ」
「あああ~(合唱)」
相方と二人で大盛り上がりしてみていました。
ちなみに、上のコメントはすべてウォーボーイのニュークスに対するものです。
ほんとうに英雄になって逝ってしまうなんて、なんてルーティン通りの展開なんだ...
でも、ちゃんと泣けるんです。笑いながら。
ああ、おもしろかった。
一本釣りで攻撃してくる敵や、元気のいいおばあちゃんたちも、少しもためらわないで戦いに飛び込んでいくのが最高でした。
世間的に評価の高い映画って、ちゃんと面白いものもあるんですね。
「バーフ・バリ」も観てみたくなった夜でした。