きょうも一日雨模様でした。雨なのに暑いのは気持ち悪いですね。
空調をきかせていない廊下はペタペタして、湿度が高そうです。
今、家の中を再構築するため、不用品の選び出しと廃却を進めています。
効果のある片づけ方の最新バージョンがまとまりましたので、ご紹介します。
片づけをする時の大原則
片付けをする時は、「何となくきれいにしたい」で始めるとなかなか片づきません。
片づけを始める前に、この二つを頭に叩き込んでおいてください。
収納グッズを捨てるつもりで取り組む
収納場所、収納グッズがあると、そこにきれいに入れることを目標にしてしまうことがあります。これは絶対に避けてください。
なぜならば、収納場所を考えて片づけをしようとすると、本来不要なものでも「収納に入るんだから」と残してしまうケースが増えてしまうからです。
同じ理由で、「片付けるを始めるから収納グッズを揃えよう」も避けましょう。
今ある収納におさまるのがベターです。
今ある収納グッズを捨てることができるようになるのがベストです。
未来が見えないものは処分する
「いつか」は来ません。「いつか使うかも」は使いません。
決められた時期に、する目的が明確なものだけが、家に置いておく価値があるものです。
長い時間の先に使おうと思っているものは、その時期が来た時には置いておいたものは劣化している可能性があり、そのものに対する知識、見識も増えているので、もっといいものを欲しくなります。
使うものは、やろうとするまさにその時に揃えるのがベストです。
片づけ方の基本
片付ける時に、「ああ、片づいた」と思えるほどの達成感を得るために、注意しなければならない点がいくつかあります。
小さい単位で片付けると、その単位ごとにダブって残してしまったり、ないと思って新たに買ってしまったりします。
そのような無駄をなくすために、以下の点に注意してください。
同じ種類のものを全品そろえて棚卸しする
一つの種類のものを片付ける時は、家中にあるすべてのものを一ヶ所に集めて片づけを始めましょう。
用意するもの
- 自立するゴミ箱 …捨てるものを放り込みやすく、中にゴミ袋を入れて
- 広げるためのシート、大きな風呂敷 …この上に置いて、片付けるものを強調する
- 手ボウキや汚れを取るための布 …汚れがひどいものはきれいにしながら
同ジャンルのものをすべて出す
服などは、ハンガーにかかっているものも、収納に入っているものもすべて同じように出して並べます。こうすることで全体量が見え、捨てやすくなります。
並べる時に大まかに分類しながらすると後が楽になります。
重なると全体が見えないので、重ならないように並べます。
捨てるものを選び出すやり方
全体を眺めて、「ああ、多いな…」と全体量を把握しましょう。
一つを手に取り、残すか捨てるかを決めて、捨てるものはゴミ箱へ放り込みます。
どうやって捨てるものを決めるか
- 傷んでいるものは捨てましょう
- 汚れが落ちないものは捨てましょう
- 2年間使っていないものは捨てましょう …1年間でもいいのですが、捨てる決断をするのに迷いの時間がかかってしまいます
- サイズが合わないもの、デザインが嫌いなものは捨てましょう ...使うたび、着るたびに不愉快な思いをする必要はありません
長期間使わないものに礼服、ドレスなどがありますが、これらはこの機会にサイズを合わせてみましょう。着られなければ更新が必要ですし、体形はけっこう変わっていくので、直近で使う可能性がなければレンタルを使用することを検討して、持っているものは捨てることを検討しましょう。
思い出の品は、そのものに対する思い入れで決めましょう。写真に撮って、現物は捨てることもできます。思い出の品は人生で何か大きな問題が起きた時に自分を救ってくれる可能性もあるので、大事にしてもいいと思います。
片付けたものの処分の仕方
片付けたものを処分する時、普通にごみとして捨てられるものはいいのですが、処分の仕方に困るものがあります。処分の仕方がわからなくて保管場所を圧迫することもあるので、できるだけサクッと捨てましょう。
普通に捨てられるもの
地域の分別に応じた捨て方で捨てましょう(可燃、不燃、資源、缶びんなど)。近所の人の目を気にして、捨てるタイミングを失う人もいますが、ゴミ屋敷にする方が近所の顰蹙を買うので、思い切って収集場所に持っていきましょう。
粗大ごみや捨て方のわからないものは、まずは自治体に相談してみましょう。
自治体では処分できないものでも、業者などを紹介してくれる場合もあります。教えてもらえなければ、近くの廃棄物処理業者を探して相談してみましょう。
PCなどは無料で引き取ってくれる業者もあるので、調べてみてください。
人に譲る
あなたにとって不要なら、譲られる人にとっても不用品になる可能性があります。
相手が迷惑しないかどうかを考えて、それでも喜んでもらえそうなら譲りましょう。
売る
業者やメルカリなど、いろいろ売り先がありますが、売るためにかける工数を考えると、捨てたほうがいい場合が多いです。
私は本を200冊出して800円くらいでした。仕分けして梱包し、引き取ってもらう手間を考えると、割に合いません。
また、引き取り業者は詐欺の場合も多いので注意してください。
メルカリなどのオークションサイトもトラブルにはまると無駄な時間を費やすことになり、精神的にもかなり大きなストレスになりますので、よほど高く売れるもの出なければ手を出さない方が無難かもしれません。
まとめ
片付けは溜めこんでいるとかなりの時間と労力がかかりますが、目に見えて環境がよくなっていきます。
やって損をすることはないので、できる範囲から取り組んでいきましょう。