昨年は梅雨でもあまり雨の降らない空梅雨だったのですが、今年はしっかり雨の降る梅雨らしい梅雨になりました。
その梅雨の合間に、捨てたくてしょうがなかった大物二つを処分することができました。
子どもが通学で使っていて、その後10年近く使われていない自転車2台と、キャンプの時に有効活用されるはずで、1回も使っていない折り畳み自転車が1台。
さらに以前乗っていた車の、いつか有効活用できるはずだった鉄ホイール3個です。
廃物業者が近隣を回って、案内の紙を添付しておけば引き取ってもらえるとのことだったので、出すことにしました。
そのような業者で詐欺事件もあったので少しドキドキしましたが、何回も来ている業者なので大丈夫だろうと判断しました。
朝はさいわい小雨だったので、自転車3台とホイール3個を玄関前まで運び、案内をビニール袋に入れて貼り付けました。
これで準備はOKです。
後で元に戻すことになったら、寂しいことこの上ないな、と思いながら引き取られるのを待つことになりました。
家に入って仕事をしていると、車の音がします。
いざ、と思って外を見ると、ご近所の方の軽自動車でした。
万一、案内用紙に気づかないで、そのままスルーされたらどうしようという不安が募ってきます。
車の音が!
外を見ると、ご近所の方の軽自動車です。
これを数回繰り返していると、ディーゼルエンジンの音がしてきました。
今度こそ! と思ったら、まさに引き取り業者の車でしたので、あわててカーテンのかげに隠れました(なぜ?)
身を隠しながら(だからなぜ?)様子を窺っていると、ちゃんと荷台に放り込んでくれています。
(これから不法請求されるのでは?)と身を隠しながら窺っていると、車は無事スタートし、小雨の降る街に消えて行きました。
そろそろと玄関に行き、ドアを開けてみると、ちゃんとすべて回収されていました。
やった! すっきりした! ミニマリズムばんざい! というようなわけのわからない高揚感の中、粗大ごみ回収は無事に完了しました。
自転車は3台とも前後タイヤがパンクした状態で、いつか修理して使うはずでしたが、チューブだけでなく外側のタイヤまでひびだらけで換える必要が感じられたので、修理する意欲が光速で減退してしまい、手を付ける気になれませんでした。
それがずっと心の中で重荷になっていたので、今回思い切って処分したことで、ほんとうにすっきりしました。
車のホイールは、以前調べたら自治体のごみ処理場では引き取ってもらえないということったので、正直私の心の中の大きな負債案件になっていました。
今回それも引き取ってもらえたので、こちらの重荷もポロリと落ちてくれました。
でも皆さん、このお話にはまだ大きな落とし穴があります。
出した車のホイールは3つ。
私の乗っていた車はオート3輪のたぐいではありませんでした。
キィャアァ~(こだまが延々と響き渡る)
ミニマリストの道は険しいです…