きょうも「麒麟が来る」自粛ウィークで、昔の大河ドラマの紹介だったので、見なくてもいいかと思ったのですが、「国盗り物語」だったので、つい見てしまいました。
昔見た時にとても面白かった記憶があったのですが、思い出補正だろうと思っていました。
実際に出てくる名場面を見ていたら、おもしろいんですよ、これが。
信長の最期、逃げろと信長に言われた帰蝶が「お供いたします」と返したのに対し、信長は笑って「好きにせい」と言い放って去っていきます。
二人ともものすごく格好良くて、ああ、こうだったと思いだしました。
火野正平さんの秀吉も「ああ、これが私の秀吉だ」と思えるくらい私の中で生きていました。まあ、秀吉は緒形拳さんも小日向さんも好きなんですけどね。
明智光秀の最期も、ここはほぼ完全に記憶にありました。私の中では明智光秀の最期は大河ドラマの国盗り物語のこれです。
原作小説ももちろん読んでいるのですが、小説版もとんでもなく面白いです。機会があったら是非読んでみてください。
ちなみに織田信長は、国盗り物語の高橋英樹さんもとても格好いいのですが、私にとっては「太閤記」の高橋幸治さんで決まりです。冷酷そうな眼差しと実際はやさしさのあるキャラクターが忘れられません。すごく好みです。