身体はそれほど強くないのですが、メンタルが強いので、これまで身体の不調とは無縁で過ごしてきていたのですが、ついに健康診断で腸にポリープを発見されてしまいました。
「自由だー!」というほどではないですが、それなりにいろいろ考えてきたので、ストレスというより喜びの方が勝っていると思っていたのですが、やはり会社をやめるというイベントは身体に影響してしまうのでしょうか。
精密検査ということで、すぐに病院を予約して行ったのですが、その際に奥さんの「内視鏡検査はとても苦しくて痛くてつらい」という有益な情報をもらって、麻酔をしてもらえる病院を選びました。
麻酔には怖い面もあるのですが、評判のいい先生のところだったので、そこで診てもらうことにしました。
いろいろあって、無事に目を覚ましてから、小さなポリープは検査しながら取ってしまい、中に血管の通っていそうな大き目のポリープは別途再手術ということになりました。
再手術も前後不覚のうちに終わり、その後も特に問題なく済んでめでたしめでたしです。
そこで浮上してきたのが、医療保険の手術給付金の件です。
手術給付金の請求のやり方
保険会社のサイトで見ると、まずは電話で連絡をすることになっています。
この電話をするまでに3ヶ月ほどかかりました。
面倒くさいのが嫌いなのです。
それでも、そのままにするのは心が痛むので、意を決して電話をしました。
医療費明細を見ながら、手術をした日と種類を伝え、給付対象であることを確認して、必要な書類を送ってもらうことになりました。
必要書類を受け取って、病院に行って診断書を書いてもらいました。
1週間ほどで診断書を発行してもらい、給付金の振込先を添えて保険会社に送付しました。
これで給付金の請求は終了です。
給付金の収支決済
今回、もっとも問題なのは、収支決済です。
私の保険では、手術給付金は1手術あたり15,000円ですが、加入してから1年以内なので、半額になります。
7,500円/手術
2回手術をしているのですが、間が2ヶ月ないので、1回分のみ支給されます。
そして診断書の作成料が6,000円ですので、
実質受け取りは 1,500円=7,500円ー6,000円 です。
請求のためにかかった手間を考えると、明らかに赤字な感じです。まあ、悪い条件が重なってので仕方ないのですが。
これがあったので、請求するのも気が重かったのです。まあ、もらえるものはちゃんともらっておかないと、保険に入った意味がありませんね。
今回の保険は、退職してから入った医療のみの掛け捨て保険です。
保険については、いろいろ調べて分かったこともありますので、今後まとめてみます。
たとえば、30年前に比べて金利が下がったせいで、貯蓄としての保険がほぼ意味をなくしていたりという点です。
保険の常識は30年前から大きく変わってしまっているので、若い人は親の意見をうのみにせず、きちんと調べていかないと、大きく損をすることになります。