お題「#おうち時間」
家に帰ってくると、やっと居るべきところに戻ってきた、と感じます。
食事をしたり、お風呂に入ったり、本を読んだり、映画を見たりしているうちに眠くなってきて、ベッドにはいると身も心もくったりとリラックスします。奥さんも時々隣で「ふわわわーああ」と大きなため息をついているところをみると、同じように感じているようです。
仕事のこと
仕事をしている間は、仕事は基本的に会社で済ませてきて、家には持ち込みませんでした。集中できないし、品質のいい仕事ができないのはわかっていたし、充電ができないと、以降の仕事に差し支えるのがわかっていたので。
家ではリラックスするのが第一優先で、子どもと遊んだり奥さんと遊んだり、いろいろな話をするのがいちばんの充電時間です。
勉強のこと
勉強をする時は、その時に会社でやっている仕事とは少し離れた、今後必要になる能力アップの勉強をしていました。
英語は通勤時にiPodに入れたものを聞いており、家ではファシリテーションやネゴシエーション、プレゼンテーションなどの能力アップのための勉強や、今後のITビジネスや技術動向などのウォッチをしていました。
会社でやっている仕事しか見ていないと、3年先にどうなるかが見えません。先を読んで、必要になる技術を先行して勉強したりしていました。
こういう勉強は、仕事のためにやるわけではないので、抵抗なくすることができます。海外でミーティングがある時や、他社の人と雑談をする時に、こういう話ができると相手に関心を持ってもらうことができ、名前を覚えてもらうことにもつながりました。
いろいろな人と仕事と直接関係のないいろいろな話をして、自分の持っていない視点を見せてもらうのが大好きだったので、そのために勉強をしていたのかもしれません。
充電のこと
家族ときょう何があったか、何を考えているか、最新のニュースについて何を考えているかなどを話すのが頭をほぐしてくれます。
子どもは、話すたびに昨日まで自分が知っていた彼とは違ってきているのがわかり、驚きを感じさせてくれます。
奥さんはお互いのことをほかの誰よりも理解しあっており、お互いの考えていること、思っていることを共有することで、自分のバランスがおかしくなってきていないかを確認できます。いちばん安らげる相手と話すのは、とてもリラックスできます。
そしてもう一つ、本を読むのは、私が3歳くらいから私のもっとも重要な習慣になっています。これまでも何回か言ってきていますが、読書は自分の世界を数倍、数十倍に広げてくれるチート習慣です。
一冊読み終わるたびに、私は新しい理解、新しいモチベーションを得て、それを現実世界に適用することを考えて楽しんでいます。
自分を融解しての再構築
好きな人たちと、好きなことをやって過ごして、仕事で視界が非常に狭くなっている状態を解除して、眠りの中で自分を再構築します。
そうして初めて私は自分を最上の状態にセットアップして、やりたいことを抱えて起き上がることができます。
常にベストな状態というわけにはいきませんが、それでも結果を出せるのは、ちゃんとしたおうち時間を確保できているからです。
これが不可能になるようなことがあれば、私は可及的速やかに仕事をやめるつもりでした。事ほどさように、おうち時間は大事なのです。