ライフサイクルが大変動期を迎えています

きょうはずっと曇りで、暖房していない廊下に出ると冷え冷えとしていました。春はもう少し遠そうです。

最近10年くらいで、ライフサイクルについての考え方が変わってきました。

30年くらい前は55歳から60歳で定年退職して、そこから先は隠居生活で悠々自適というライフスタイルが可能であり、普通でした。

最近では、定年退職は65歳で、さらにそれが70歳まで延びそうです。

日本企業は終身雇用を廃止し、40歳前後で大規模なリストラを行うと宣言しています。

ここまで変わってしまうと、これまでのライフサイクルの大幅な見直しをしておかないと、人生が詰む可能性が非常に高くなってしまいます。

大卒のサラリーマンの場合、2010年くらいまでは、次のようなライフスタイルが可能であり、普通でした。

最近では、定年退職は65歳で、さらにそれが70歳まで延びそうです。さらに40歳前後でリストラがあり、終身雇用はなくなります。そうすると、ライフサイクルのフェーズが多くなります。

22歳に企業に就職
40歳前後でリストラ。この場合、ここから新たに就職しなければならない。就職できないとアルバイトなどで日銭を稼いでしのぐことになる。この期間はもっとも子どもの教育費がかかる時期でもあり、家計が破綻する可能性が大きい。
65歳から70歳で定年退職。労働期間は43年から48年
退職後は身体も衰えており、あまり活動的なことはできなくなる。旅行などもできなくなり、あとは20年から30年くらいの永い老後期間を過ごす

40歳前後に大きな危機があります。

これが見えている状況では、これに備えて資金を確保するため、高価な製品を購入する消費意欲はどんどんなくなっていきます。そうすると企業の状態が悪くなり、リストラの可能性はもっと大きくなります。

大きな政策の転換がない限り、これからもっと悪くなる可能性もあるでしょう。

当面、この動きは変わりそうもありません。それではどうしたらよいのでしょうか。

ぜったいにやらなければいけないのは、自分の市場価値を上げることです。

自分の市場価値を上げるメリットは、以下のようなものがあります：

自分の市場価値を上げていかないと、ネガティブな流れのままに沈んでいってしまう可能性が高くなります。

自分の市場価値を上げるために何をすればいいのでしょうか。

やるべきは、自分の得意分野を理解し、その分野で世界で求められている資質を知り、その資質を上げることです。

具体的にどうすればいいのでしょうか：

けっこうしんどいかもしれませんが、これをやっていけば、自分の居場所を見つけることができ、自分の所属している会社の状況に一喜一憂することなく、何かあっても対応ができるようになります。

人によって得意分野が違うので、単一の正解はありません。自分が何をやると楽しいのか、他人に評価されるポイントは何かを考えていけば、得意分野は必ず見つけることができます。

令和期は、昭和期から平成期のように他者の敷いてくれたレールに乗ることで安泰に過ごすことができなくなります。日本の中でしあわせに生きていくためには、これまでになかったような努力をしていかなければなりません。

ライフサイクルを自分の望む形に合わせるためには、それが必須となります。

とりあえず取り組んでおいた方がいいポイントがあるので、この中のいくつかにでもなるべく早く取り組んでください：

このあたりの詳細については、また別の機会に深掘りしていきます。

とにかく動き出さないと、いつの間にか大鍋で煮られていることに気づくことになるかもしれません。

かけた努力に見合う結果は必ず得られます。諦める前に、まず歩き出しましょう。

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